一 六稜の星のしるしを 青春の額にかざし 紅顔の子弟千有余 日に通う北野高校。
二 そのむかし難波御堂に、堂島に、次ぎて北野に 育英の門を開きて、百有余年花は薫りぬ。
三 淀川の深き流れよ、六甲の雲いる嶺よ 名にし負う大阪の城 天才の高きかたみよ。
四 天然とはた人間と とこしえに われの亀鑑 眺むるも胸のときめき、嗚呼友よ奮わざらめや。
五 大東の邦の運命 青春の肩にかかれり あゝ母校北野高校 その健児励まざらめや。